第14章 梟谷の転校生
#1年6組#
そーいえばまた、1年6組なんだな。
先「おはようございます。南神さん。担任の菊地優香です。今日からよろしくね?」
櫻「はい。よろしくお願いします。」
よかった。女の先生だ。
先「じゃ、早速だけど、教室にいくね。」
櫻「はい。」
意外と広いな。青城より広い。流石東京。
先「南神さんって頭いいのね。」
櫻「え?」
先「だって、うちの転入試験ほぼ満点だって聞いたわよ?」
うそ。
櫻「そうなんですか。試験を受けた時は少し難しいなって思いましたが、満点近くまでいってるとは思っていませんでした。」
先「そっか!あ、着いたよ。ちょっとまっててねー。」
ふー。深呼吸しなきゃ。
先「みんな、おはよう!今日は転校生を紹介するよ!」
男1「まじで!?可愛い子!?」
先「可愛いよ〜。私も一目惚れしそうになったもん!じゃ、入ってどうぞ!」
ふー。よし!
てこてこてこてこ
男1「∑(゚Д゚)」
女1「かわいー!!!」
え。どこが?
先「さ、自己紹介をお願いします。」
櫻「宮城県の青葉城西高校から来ました。南神櫻です。今日からよろしくお願いします。」
先「はい、じゃあ、三つ質問ね。質問がある人手あげて〜!」
はいはいはいはい!
元気だね。
先「はい、aくん!」
a「部活は何にはいるの!?決めてないならサッカー部のマネやって!」
櫻「ごめんなさい。部活は男子バレー部に入ります。」
男「くそー!男バレか!」
先「じゃ、他の子!今度は女の子!んー、だれにしよーかなー。お、mさん!」
m「彼氏いる!?」
なんじゃその質問はww
櫻「彼氏はいません。けど、好きな人はいます。」
m「この学校!?」
櫻「内緒ですww」
先「じゃおわりね、次の質問いいたい人ー!」
いろんな人が手あげるなー。
先「あ、sくん!」
s「前の学校でテストの順位どれくらいだった?」
どれくらいって言われてもね。
櫻「やってないので、なんとも言えません。」