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カラフルⅣ【気象系BL小説】

第7章 グレイ scene5


新しい社屋の会議室には、沈黙が落ちていた。

「なにか、心当たりはないの?櫻井」

いきなりチーフマネを飛び越して、副社長は俺に声をかけてきた。

「いえ…」

言いよどむ俺をどう思ったのかは分からないが、話はそこで終わった。

「とにかく…心当たりのある所、全員で当たって。警察は、その後よ」
「わかりました」

チーフが答えると、副社長は会議室を出ていった。
その後、俺達を残してマネたちは電話を始めてる。
どこか、心当たりに電話してるんだろう。



―――松本が行方不明になった

会議室でいきなり告げられた事実に、メンバーは驚いて声も出せなかった。
潤のマネから事の経緯を説明されたが、ほとんど耳に入ってないようだった。

「なんで…?なんかあったのかな…」

沈黙を破ったのはニノだった。

「昨日は普通に仕事してたんでしょ…?今朝になっていきなり連絡取れなくなったって…」
「事件に巻き込まれたのかな…」

雅紀の声は低い。

「やめてよっ…縁起でもないこと言わないで」
「ごめん…」

智くんはじっとテーブルの上のカップを見つめてる。

でも、どんなに考えても皆わからない。

「潤くん…どこ行ったんだろう…」

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