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カラフルⅣ【気象系BL小説】

第7章 グレイ scene5


大野さんのおきにいりの、大きなバスタオルで身体を拭き合って…バスローブを羽織るとリビングで涼んだ。

「おー…ツルツル…」

出来上がった自分の作品を眺めるように俺の頬をずーっと撫でてる。

「もお…お水飲めないよ」
「飲ませてやるよ」

持っていた水のボトルを取り上げられた。
一口含むと、俺の後ろ頭に手を伸ばしてきた。
そっと手に包まれると、顔が近づいてくる。

ゆっくりと目を閉じて、それを待つ。

柔らかい唇が重なって、冷たい水が流れ込んでくる。

「もっと…」

小さな声でねだると、次々と水が運ばれてきた。
口から溢れて、バスローブを濡らしてもそれは続いた。

そのうち、大野さんの手がバスローブを割り開いて、俺の腿に触れた。
びくんと身体が揺れると、嬉しそうに笑う気配がする。

「こんな身体に、俺がしたんだっけ…?」

目を開けると、優しい目で笑ってる。

「そうだよ…大野さん以外に誰がいるのさ」
「光栄だな」

俺の手を取ると、甲にキスをした。

「じゃあ、責任取る」
「え?」
「今度…」

呟くと、すぅっと息を吸い込んだ。

「三鷹…遊びに来るか?」

それって…

「…いいの…?だって俺、男だよ?」
「いいから言ってんだろ。地味なスーツ用意しろよ?」
「大野さん…」
「今度、目白にも挨拶行くから」
「え…?」
「…祝福されないかもしれないけど…いい?」

まっすぐに俺の目を見つめた。

それは…俺達がこの先ずっと一緒に居るために乗り越えていかなきゃならないことで…

でも怖くて…

ちゃんと二人で話し合ってこなかったことだった。

それにあんなことがあったばかりだし…



なのに、大野さんは…考えてくれてたんだ…



「うん…う…ん…」

ぼたぼた溢れる涙を、大野さんはいつまでも優しい笑顔で拭き続けてくれた。



朝の太陽の光は、いつまでも俺たちを照らし続ける





愛してるよ…俺の、大野さん…





END

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