第7章 グレイ scene5
「ん…まぶし…ぃ…」
カーテン、閉め忘れたかな…
目を開けると、寝室いっぱいに朝の光が差し込んでいた。
今日は天気がいいみたい。
全開にカーテンが開いてて…
昨日、帰ってきたらすぐに大野さんに抱きつかれて。
お風呂入るから待ってって言ってるのに、寝室に引きずり込まれた。
そのまま一晩中、大野さんでいっぱいにされて…
だから、カーテンも昼出た時のままだったんだ。
気怠い身体を起こすと、ベッドが揺れた。
服も着ないで眠ってたから、身体がちょっと冷えてる。
さらりと身体から布団が落ちていって、大野さんの顔に掛かってしまう。
「ふふ…」
布団の角を避けると、ちょっと眉間にしわが寄ってる。
「起きてたの?」
「…まぶしーから起きてた…」
「じゃあ閉めてくれればいいのに…」
「潤が腕に居るから動けなかった」
「あ、また俺のせいにする…」
言いながら立ち上がろうとすると、腕を引かれてベッドに倒れた。
「なに…?」
「このままでいい」
ぎゅっと俺を抱き寄せると、満足げにしてる。
「でも眩しいよ?」
「おまえのほうが眩しい…」
「えっ…」
するり
心のなかに、入ってくる…