第7章 グレイ scene5
そこに指が二本入るようになったから立ち上がった。
「和也…」
「潤くん…じっとしててね…?」
ボディソープの泡を潤の茎に塗りたくった。
そのまま潤に跨ると、ゆっくりとそこに茎をあてがった。
「行くよ…?」
潤の膝の上に座るように腰を落としていく。
「あぁ…んっ…」
やっぱり…いつも潤が念入りに解してくれるから、まだ足りなかったみたいでキツかった。
「和也、狭いっ…」
「ごめ…痛い…?」
「いや、おまえが痛いだろ?」
「俺はっ…だいじょうぶっ…」
潤の首に腕を回しかけて、必死にしがみついた。
「あっ…あっ…潤くんっ…」
全部入りきると、暫く動けなかった。
「和也っ…やば…」
「あ…待ってて…今、動くから…」
足に力を入れて、なんとか腰を持ち上げるとすぐに沈み込ませた。
「無理すんなっ…」
「だいじょ…ぶ…」
何度も何度もそうやって身体を揺すっていると、潤が切羽詰まった顔になってきた。
「やべ…今日早い…」
「潤くっ…イって…?俺も、見たい…」
「え…?」
「俺にイかされる潤くんが…見たいっ…」
「っ…あああっ…も、無理っ…」
ずぶりと体の奥に潤を差し込んだ瞬間、ぶるっと震えて潤は果てた。
「かわいい…潤くん…」
「ばか…もう…」
ちゅっとキスしたら潤は微笑んだ。
その後身体をきれいに洗って、風呂を上がった。
髪を乾かしてリビングで水を飲むと、すぐに立ち上がらせた。
「和也?」
バスローブのまま寝室に連れて行って、潤をベッドに寝かせる。
「な。なんだよ…まだしてくれるわけ…?」
若干、だらしない顔になった。
「ふふ…ね、今日は俺の言う通りにしてくれるんだよね?」
「あ?ああ…」
「じゃあ、俺にも…もっと新しい潤を見せてね?」
棚から黒いケースを取り出した。
ゴム手袋と、消毒ジェルも一緒に…
「ちょっ…ちょっと!?」
「ん?」
にこにこと準備を始めた。
「ま、待て…話し合おう」
「むーり♡」
その夜、俺は12年目にして新しい潤を発見した。
「ばかぁ…」
「かーわいい…潤」
END