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カラフルⅣ【気象系BL小説】

第7章 グレイ scene5


お医者さんから、なるべく動かさないよう言われてるから、潤はえばりくさって俺のこと使い始めた。

「和也、背中かゆい」
「はいはい」
「頭もかゆい」
「はいはい」
「股も」
「はいはい」
「ちょっ…」
「なんだよ」
「そこは、いい」

潤は顔を真っ赤にしてそっぽを向いた。

「自分がかゆいって言ったんでしょうが」

遠慮せずに、潤の股をボリボリとかいてやった。

「ぬあっ…」

慌てて足を縮めると、めって顔をして俺を見る。

「ぼっきしたらどうすんだよ!」

も~…
自分で言ったくせに、わがままなんだから。

「なんかもっと恥ずかしがれよ…」
「きゃんっかずなり恥ずかしいっ」
「…もういい…」

その後も、あれやこれや言いつけられて、結局俺はゲームをすることができなかった。

殿様気分を味わえて潤はご満悦。

「も~…ほんとに暴君なんだから…」

風呂で潤の身体を洗いながらぼやいてると、にやっと笑った。

「でもそんなんとずーっと付き合ってんのは、どこの誰だよ」
「ん~…?俺ぇ…」
「だろお…?我が身の見る目のなさを呪うんだな」

風呂の椅子に座りながら、悦に入る潤。

「…見る目は、あるつもりだけど?」

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