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カラフルⅣ【気象系BL小説】

第7章 グレイ scene5


その言葉…仕草…






ねえ…壊れた時間は戻らないの…?



「智…」
「泣くなよ…和也…」
「愛して…?俺を愛して…」
「愛してる…和也…」

もっと抱きしめて。

「智…どこにもいかないで…」
「いかない…いかないから…」

その腕で、俺をもっと…

「そばにいて…俺の、近くに居て…」
「わかった…だから、別れるなんて言うな…」

俺のこと、繋ぎ止めて

「智ぃっ…好きっ…好きだよおっ…」
「和也…お前しか愛せないから…」







コワレタジカンハモドセナイ







「そんなに泣くなよもう…」
「だって…終わってなかったんだもん…あの二人…」
「俺が間に立ってもいいけど…」
「そんなこと、頼めないよ…」
「役に立ちたいんだよ…」

その透き通った目を俺に向けないで

「お前が泣き止むなら…俺…」
「潤くん…」

俺の手を取って、その綺麗な口元に持っていく。
ぽってりとした唇が、甲に触れる。

「お前が笑った顔…好きなんだ…」
「やめて…」
「ニノ…!」

手を引かれると、あの人とは違う広い胸板に抱かれた。

「俺だったら…お前を泣かせない…」
「離して…」
「そんな顔、させない」



ほら、来た



次の世界が…



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