第7章 グレイ scene5
「俺を襲うなんて、百年はえーんだよ」
「ひゃ…ひゃああっ…ごめんなさあああいっ…」
慌ててベッドから飛び降りようとしたけど、翔ちゃんが馬乗りになってて身動きが取れない。
「ごめんて!ごめんてえええ!」
「許さねえ…」
あっという間に身ぐるみ剥がされた。
素っ裸で俺はベッドに貼り付けにされる。
また俺に覆いかぶさってきた翔ちゃんの下半身が腿に当たる。
「ああっ!?なんで勃ってるの!?」
「責任とってよね?智くん」
「い、いや、ちょっと待って俺、男…」
「はあ?俺だって男だけど。先に襲ったの智くんだろ?」
「いや、あれはっ…」
助けを求めるように隣を見ると、あいつら…
「あんっ…まーくんっ…」
「やべ…人に見られるのって興奮するっ…」
またおっぱじめてやがった。
「おまえらあああっ…」
ぐいっと顎を持たれて、翔ちゃんの方を向かされた。
「往生際、悪いよ?智くん」
「や、やめてええええっ…」
ぴんぽーん…
部屋の呼び鈴が鳴ってる。
「おお~い…もう寝た~?」
潤の声が廊下から聞こえた。
「翔くっ…潤、来た…」
「しっ…声、出すなよ」
ぐいっと俺の中を突き刺すように腰を動かした。
「っ…!」
「くくっ…すげー締まった…」
耳元で、聞いたこともない翔くんの声がする。
「なあ、潤も混ざってもらう…?興奮するんでしょ?」
「ち…ちがっ…あっ…」
「こんなに締めて…ほんとにバージンなの?智くん」
がつんがつんといいように身体を揺さぶられながら、俺はもう息も絶え絶えだった。
「ああ~ん…まーくん、もっとお…」
「よーし!翔ちゃんに負けないぞっ!」
てめえら…明日、ぶっ潰す…
「おら、集中しろよ!智っ…」
「やああんっ…翔ちゃん激しすぎるっ…」
「もっと鳴けやあっ!」
ライブの熱気冷めやらぬ福岡の夜
俺のオウンゴールは見事に決まった
END