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カラフルⅣ【気象系BL小説】

第7章 グレイ scene5


その時、目が合った。
靭やかな足の向こうに、俺を誘惑する目があった。

なんでそんな目で俺を見る。
なんでそんな唇で俺を誘う。

ゆっくりと大野さんの腕が、自分の身体を抱きしめた。

その腕を解きたくなった。

「っ……」

跳ねるように大野さんの身体に覆いかぶさると、また唇を奪った。

「んんっ…潤っ…」

押し戻そうとする手を掴んで、マットレスに縫い付けた。

「やっ…潤だめっ…」

耳に届いた声は、すぐに消去された。

暴れる足を無理やり押し開いて、まだ湿る蕾に己を押し当てた。

「潤っ…」

撓る背中を抱きしめながら、大野さんの中にねじ込んでいった。

もう…隠せない…
心の奥に湧き上がってくる言葉を堰き止めることができなかった。

「好きなんだっ…大野さんっ…」

びくびくっと身体が震えたかと思うと、大野さんの口から吐息が漏れた。

「え…?」

その震えと共に、腹に生暖かい液体がかかるのを感じた。

「イったの…?」
「いや…いやっ…」

身体を離そうとすると、首に腕が巻きつけられてぎゅうっと抱き寄せられた。

「見ないでっ…恥ずかしいからっ…」
「え…?」

気持ち、良かったの…?

「潤の…ばかぁ…」

身体を密着させたまま、大野さんは泣き出した。

「なんで早く言ってくれないの…?」
「え…?なにを…」
「俺のこと好きだって…」
「…え、だって…」
「俺も……だから…」

ぎゅううっと腕に力が入った。

「なに…?聞こえない…」

身体が震えてきた。
人って、信じられないことが起こると、本当に身体が震えるんだなって、こんな時なのに妙に感心した。



「俺もっ…潤が、すきっ…」



その後のことは、よく覚えていない。
気がついたら、俺は大野さんに抱きしめられて眠っていた。

目を覚ますと、大野さんは微笑んで俺にキスをくれた。

あれが夢じゃないっていうのは…
その…
二人が素っ裸だったから、すぐにわかった。

「大野さん…」

すぐに大野さんの人差し指が俺の唇に押し当てられた。
その指先は、すぐに俺の口の中に入ってきた。

舐めていると、脳髄が痺れるような快感




指先から媚薬…




END

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