第7章 グレイ scene5
縛って…?
俺を、もっともっと
キツく、硬く、ギュッと
ギリギリと、ロープが音を立てる。
「んうっ…」
「なに…?もう苦しい?」
「ちがう…もっと…」
後ろ手に縛られたロープの先を雅紀が手に持って、にたりと笑う。
俺はベッドの上で素っ裸で四つん這いになりながら、腕を縛られてる。
「もっと、なに?」
「ん…もっとぉ…」
「言わなきゃわからないよ…?潤…」
マットレスに頬を付けながら見上げる雅紀は、スエットの上下着てるのに、とってもセクシーで…
見てるだけで、俺…
「アレ…?手首縛っただけなのに、何?コレ…」
足の先で俺の中心をつんと触った。
「ふぁっ…」
「うわ、凄…ヌルヌルだよ?」
「だって…久しぶりなんだもん…」
「しょうがないだろ…おまえ、脱ぐ仕事多いんだから…身体に傷つけらんないだろ?」
そう言いながら、優しく俺の背中を雅紀の指が這う。
触られてるだけなのに…
中心に集まった熱が破裂しそうだった。
「あっ…雅紀っ…もっとっ…」
「なに…?だから、はっきり言えよ」
「もっと…もっと、俺を縛って…?」
「ふ…ほーんと…潤はマゾなんだから…」
ギリギリっとロープが持ち上げられて、身体を引き起こされた。