第6章 ショコラ scene4
その日は行長先生のお宅に泊まることになった。
丑三つ時が危険だということなので、先生の保護のもと、俺達は座敷で寝かされた。
布団を4つ並べて横になった。
コンサートの疲れと、なんだかよくわからない疲れで夢も見ないで眠った。
翌朝起きると、もう雅紀とニノは起きていた。
智くんはまだ眠っていた。
「おはよ…」
3人と一緒に寝るのなんていつ以来なんだろう。
「おはよ、翔さん」
「おはよう…」
雅紀とニノは寝不足みたいな顔してる。
よく眠れなかったんだろう。
「眠れなかったの?」
「ううん…なんか明け方、凄い音がして目が覚めたんだ」
「えっ?」
全く気づかなかった。
それほど、疲れていたんだろうか…
「奥さんが来て、潤がちょっと暴れたけど心配いらないからって…」
「そっか…」
布団に足だけつっこんで、雅紀もニノも疲れた顔をしてる。
「お前ら今日オフなんだろ?寝てたら?」
「うん…」
そうは言っても心配なんだろうな…
朝飯を頂いたら、俺は生放送があるから汐留に向かった。
福岡にいたから、今日の夜の分の打ち合わせなんかあるから、ずっと報道センターに詰めていなきゃいけなかった。
重い疲れを抱えたまま、俺はその日の仕事に向かった。