第1章 ラピスラズリ
「それでは、お疲れ様でした!乾杯っ…」
札幌でのコンサートは後1日。
明日はコンサートが終わったら速攻で東京に戻るから、今日打ち上げをしてる。
市内の居酒屋を借り切って、くたくたになった身体にビールを流し込んでる。
こうやって音頭を取ることにも、慣れたなあ…
「リーダーお疲れ!」
松潤が俺のとこにきてグラスを合わせていった。
そのまま別のスタッフさんのところに行ってしまった。
「お疲れ、大野さん」
ニノも俺とグラスを合わせて、そのまま別の場所へ。
「智くんお疲れでした」
翔ちゃんもカチンとグラスを合わせて別の場所へ。
「リーダー今日は飲もうねっ!」
相葉ちゃんは浮かれモード。
それからいろんなスタッフさんが俺のとこ来てくれて、お陰で俺は乾杯の音頭をしたところから動かずに済んだ。
明日まだ一回コンサートがあるから、あんまり飲み過ぎちゃいけないって思ってるんだけど、なんだかのどが渇いてしょうがない。
ジョッキを何回も頼んで、グビグビとビールが進む。
「大野、程々にしとけよ…」
チーフマネージャーが銀縁メガネの奥から怖い目を向けてくるけど、止まらなかった。