第19章 雄英体育祭
ミッドナイト
「さーて、それじゃあ早速、第一種目行きましょう」
麗日
「雄英って何でも早速だね」
本当にね。
ミッドナイト
「所謂予選よ!ここで多くの者が、涙を飲むわ(ティアドリンク)‼︎」
ここで落ちたら、その先の種目には出られない。
ミッドナイト
「さて、運命の第一種目‼︎今年は……」
耳郎
「早速ではないよね」
確かに…ちゃんと説明してくれるし。
ミッドナイト
「コレ!!!」
プロジェクターで、競技の名が表示された。
緑谷
「障害物競走…!」
ミッドナイト
「計11クラスでの総当たりレースよ!コースは、このスタジアムの外周4㎞!我が校は、自由さが売り文句!ウフフフ…コースさえ守れば、“何をしたって”構わないわ!」
風利
「何をしたって…」
私が呟くと、隣で姉さんが口角を上げた。
ミッドナイト
「さあさあ、位置につきまくりなさい…」
11クラス全生徒、スタートゲートに移動する。