第46章 影山/好き好き症候群
「すき 名前 大好き」
さっきからこの調子で、
正直困っている。
たまの部活休みで、滅多にない
デートのお誘いをうけて、
凄く楽しいお家デートが
できる…とかそう思ってたのに…。
彼氏様から出てくる言葉は
「すき」「大好き」の一点張り。
しかも抱きしめながら。
(流石にツライな…)
正直、私は凄く我慢している、
本当に凄く我慢している。
だって最近ずっと部活、部活だったし
こんなに近づくのも久しぶりで…
(襲いたい…!)
もうそれしか考えてないし、
それしか考えられない自分が
恥ずかしい…。
「名前…すき」
「はぁ、もうわかったよ
何回いうの…」
「最近なかなかくっつけなかったから
今日だけでもって思って…」
後ろを振り返ると、少し
頬を赤らめた影山が、
恥ずかしそうに私の首元に
顔を埋めた。
「影山…襲っていい?」
「ふぇ?」
そんな影山に理性は耐えられなかった。
*
「…っ…名前」
押し倒し、キスをする。
離れると影山は少し息が
荒くなった。
「はぁ…名前
もう、俺の事好きにして…?」
潤んだ瞳でそう言われて、
ついてはいけない火がついた。
バッ と服を捲りあげると、
胸の突起を舐める。
「んっ…!」
ペロペロと舐め、吸い付く。
「うぁ んぅぅ…っ」
ビクビクしている影山が可愛くて、
どんどんしたに手が伸びる。
「んっ?!?!
あっ…名前っ!!」
服越しでいじり、ズボンと
下着を下げると、直に触れる。
「あっ!んぅう!!!」
下の突起からでも、
ドクドク と血の流れる音がする。
「影山?気持ちいい?」
シュッシュと擦ると、腰をビクビク
させながら潤んだ瞳で頷く。
「きもちぃ…名前
もっと して…ひぁ?!」
影山が、可愛すぎるせいで
私は振り回されっぱなしだ。
さっきより強く擦ると、
影山は気持ちよさげに
腰を揺らした。
「影山…腰が揺れてる…」
「んっ…名前が
そんないじりからするから…!」
「私のせい?」
痛いくらいに擦ると、
またビクビクと震えて
イってしまった。
ただ、なんか物足りないので
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