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ハイキュー 夢主攻め※R18

第24章 国見/狂った愛*イベント小説★キャラ崩壊


国見side小説

自分で言うのもなんだが、
俺はほんとに狂っている。
ヤツに…苗字名前に…。

「国見くん 好きだよ」

ほら、そうやってまた…俺の事を
洗脳していくんだ…。

「名前…それ ほんき
じゃ ないよな…」

「もちろん」

あぁ、その見下す感じの目が
俺はゾクゾクするんだ…。
我ながら Mっけが強すぎると思う。

(俺がこんなに変態だったとか…最悪だ…)

だいたい、嘘で好きとか
言える女を好きになる方がおかしい…けど。

「名前…好きって言ってほしい…」

「ふふ…好きだよ 国見くん」

ドクンッ…!!

ほら、また心臓が痛くなる。
俺は…この女に惚れている。



名前との出会いは、ほんとに
単純…というか 必然というか…
いや、結構な惨事だったけど。

「い…痛い…」

「ごめん…なさい」

俺が放ったボールが 当たってしまった。
そんな事だけだったけど…。

「…お? コレは…」

「?!血…血!ちぃ出てる!!」

焦ってその場で、謝って
なんでもする、なんて言ったのが
間違いだった。

その日、俺のハジメテが奪われた。

「はぁ…はぁ…」

「国見くん…意外と敏感なんだね?」

「っ…お前なんか嫌いだ!」

「私も嫌いだよ」

「は? じゃあなんでこんな事…っ!」

「暇つぶし?」

「〜っ!!!
お前とはもう今後一切関わらない!」

そう言ったのに…。
あの日の事が忘れられなくて、
アイツをオカズにヌいた日が
続いて…とうとう俺は…。

「名前…俺は
きっとお前のこと 好きなんだと思う…」

「そう、私は嫌いだよ?」

「構わない…だからもういっかい
ヤらせてください…」

「もちろん」



それから、週に3回
名前にヌいてもらっている。
でも…愛し合ってもないし
恋人でもない…俺はそれが
少し 悲しかった。

「名前は…
俺の事 嫌いだから
恋人には…なれない か」

1人ポツリと呟いたその言葉は、
放課後の教室に溶け込む。

もう、夕暮れだ…。

帰ろうと鞄を肩にかけようとした
その時…。

ガラッ

いきなり、唐突に扉が開いた。

「名前?」

「国見くん、さっきの
聞こえちゃった」

怪しく微笑む名前は
ほんとに可愛いんだ。
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