• テキストサイズ

【おそ松さん】六つ子におぼれてみる気、ない?【R18】

第2章 出会い


「なんでこんなとこいんの?冬夜は?」

あー。
怒ってる顔。

「・・・別れた」


一言そういうと直樹の神経を逆なでしてしまったらしい。

怒ってる顔は怖い顔になって。


あぁ。冬夜と付き合ってるときはよく3人で遊んだのに。
いいことも悪いことも。

なんでこのタイミングで会っちゃうかなぁ。



泣きそう。気分最悪だよ。


「はぁ?聞いてねぇ。」

低い声。

仲良かった。
だけどそれは冬夜の彼女だったからで。


「どういうことだ」


聞こえてるのに、答えられなかった。

怖いからとかじゃない。
悪いこともよく3人でしてきたからね。

なんて言うか、ヤンキーだったし。


だから、怖いとはちっとも思わない。

ただ数時間前。
バイト前に目が真っ赤に腫れるまで泣いた
そもそもの原因を思い出さずにはいられなくて
また泣いてしまいそうで。


泣くのを堪えるのに必死だった。

それがいけなかった。
/ 81ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp