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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第15章 華は蝶を欺き涙で地を濡らす


それは
そっちのエース次第だろ
連れてったのそっちだから!
とか、思いつつも
なんとか飲み込み
電話を切って

送られて来た地図を見ながら
木兎の家に向かった


走って走って走った

息が上がる位
姫凪が無事であって
欲しいって

今覚えば自己満足でしかない

ほんの数時間前
めちゃくちゃに傷付けて
突き放したくせにな

今更
"お前が大事だから 
走って来ました"が
胸に響くなんて

なんで思ってたのかな
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