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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第14章 華を揺らす蝶を排する潔い華


足を踏ん張って
なんとか歩き階段に腰を下ろす

寒さで身体が冷えていくけど
動くに動けないで
ジッとしていると

『居た!赤葦くん!!』

は?なんで??
この人がここに居るんだ?

走って来たのは
布施さん

「なに…」

『いや!なに?じゃなくて!
なんか凄い顔して走っていったから!』

だからなんだよ
貴方に関係ないでしょう?

しかも凄い顔ってなんですか?
失礼じゃないですか?

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