第12章 新たな華は眩しく誘う

ヤッパリ研磨が気になる
ザワザワして止まらない

電話一本

LINE一言

でも、それすら

「嫌だ…今は…今日は…
翔ばせねェ…！
姫凪、家まで待てば良いのか？
待てば今日は俺ので居てくれるのか？
独り占めしたい…頼む…行くな…」

クロは許してくれない

『分かった…から…
ここじゃ…ヤダ…
とりあえず帰りたい…』

研磨…ゴメン…

「嬉し過ぎ…
姫凪の家で
姫凪の匂いに包まれて寝たい…」