白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第35章 咲き誇る華に蝶は優しく舞い降りる
ご都合主義で
俺だったら笑えてないかも
知れねぇんだけどさ
アイツらは
俺よりずっとカッコイイ華だから
きっと受け止めてくれると
思ったんだ
まぁ、姫凪の一番は
俺だけどな?
それだけは
もう一生譲らない
悪ぃな。
俺の声に頷いた姫凪を
シッカリ抱き締め
時計を見る
もっと抱き合ってたいけど
「姫凪…
もうあんまり時間ねぇわ
一回帰ってシャワー浴びねぇと
研磨ふて寝させたまんま
遅刻させたら
夜久パイセンに
死ぬほど怒られそ…」
朝練もあるし
研磨も起こさねぇとだ。
主将は大変なんですぅ