• テキストサイズ

白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第33章 蝶の為に華は咲く(研磨)


そんなおれに気付きもしないで

『じゃあ…うん…
…部屋が良い、かな。
落ち着くし…』

おれのパーカーの裾を握って
見つめてくる姫凪

ホントしくった。

「りょ…」

『研磨?眉間のシワ凄いよ?』

「なんにもない。
あんまり近付くとチューするよ」

泣く姫凪に
守りたいとか助けたい気持ちが
先立って忘れてた

おれに対して無防備が過ぎる姫凪に
甘えられるとか
頼られるとか

嬉しいんだけど
それを願ったんだけど、さ。
/ 3826ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp