白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第32章 華は蝶を蝶は華を想い過ぎて…
「抑えねぇと落ちるだろ!
だから見るなって言ったんだろうが!
このスケベ!」
真っ赤な顔の姫凪に背を向け
元気になりそうな息子に喝を入れて
とりあえずソファーの上のクッションを押し付け
「服着てくるから
向こうむいてろ!」
リビングから飛び出した
万が一の時の為に反応が
分かりにくい大きめのスウェットを履いて
上は まぁ適当に。
深呼吸してリビングに戻ると
『チャント着た?
半裸とかじゃないでしょうね!?』
真面目にリビングに背を向けて
顔を隠す姫凪