白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第32章 華は蝶を蝶は華を想い過ぎて…
夜っ久んの声に
頬をパチンと叩き
「気をつけます」
大きく深呼吸をする
そんな浮かれてンのか?俺。
いや、浮かれるだろ?普通。
姫凪がもしフリーなら…
「黒尾!!危ねえぞ!!」
え?
バコンッと顔面に衝撃が走り
目の前で星が舞った
「…アレ?部屋??」
星が消えたと思ったら
周りの風景も変わっていて
「…やっと起きた
頭とか痛くない?痛くないなら
おれ、もう帰る」
ベットに凭れた研磨が俺を振り返り
アクビを繰り返してる