白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第32章 華は蝶を蝶は華を想い過ぎて…
「黙ってろ、リエーフ。
姫凪、時間ある?ない?」
『ある…よ』
「…オッケ。研磨の所ででも行ってろよ。
ここは目立つ、だろ?
よし…!自主練組は始めんぞー!」
スグにでも部屋に連れ込んで問い詰めたいのを
我慢した自分を褒めながら
自主練を開始した
バレーしてる時はいつも
雑念なんか混ざらないのに
今日はソワソワと浮き上がり
跳ねる心
「黒尾、ニヤケ過ぎ。
調子良いから文句ねぇけど
チョット浮かれ過ぎ
怪我すんぞー」