白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第32章 華は蝶を蝶は華を想い過ぎて…
悪かった寝付きのせいか
合宿の疲れか
なかなか頭がシッカリしない俺
それとは逆に
『研磨が動物園行こうとか
超レア!てゆっか動物園とか
いつ以来!?昔三人でよく行ったよね』
テンションMAXの姫凪
「母さんがチケットくれた。
姫凪は喜ぶと思ってたけど
予想以上で若干引いてる…」
「だァな…
まさかの動物園で大はしゃぎとかよ〜」
『な、なによ!
良いでしょ!動物可愛いし!
それに懐かしいじゃん…』
テンションの上がらない俺らを見て
唇を尖らせショボンと俯く姫凪