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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第32章 華は蝶を蝶は華を想い過ぎて…


言い終わると睨むのを止め
ポン、と背中を叩いて
スタスタ歩いて行く

十分傷付いた?
そりゃ、苦しかったけど
それはきっと姫凪の比じゃない
アイツを傷付けた事を考えたら
まだまだだと思う…

けど…。

「早く来なよ。
明日起きられないよ?
起こしてあげる程
おれ優しくないから。
休みの最終日ぼっちで過ごしたくないなら
サッサと寝なよ」

もし、さっき研磨が言ったように
俺が思うより
姫凪が俺を悪く思ってないなら
掻き消した期待を
胸に留めて良いとしたら…?
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