白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第31章 華は枯れない
「別に。したくなきゃしませんよ
いくら罪滅ぼしでも、ね?
飯作っときますから
行ってください
その代わり
行き過ぎないように。
さっさと出て来なかったら
突入して乱入して挿…」
「すんな!さすがに
お前が居るのにヤラねぇわ!
姫凪が死ぬ!」
淡々と下ネタぶっこんでくる赤葦の
頭をは引っぱたいて
リビングを出た
「姫凪~
入んぞ~」
コン、と拳を当てるだけの
ノックの後
部屋のドアを開けると
『光太郎…』
そこには予想通り
涙で濡れた目をした姫凪が居た