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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第31章 華は枯れない


「姫凪、来いよ…
泣くなって…」

ただ引き抜いただけ
まだ産まれたままの姿をしてる
姫凪を引き寄せて
胸に埋める

『ダメ…光太郎…優しくしないで…』

俺を押し返す細くて白い腕
眉を下げた涙顔

「じゃあ、泣かないでクダサイ
優しくさせたくさせてんの
姫凪デス!」

細い腕を掴んで
思いっきり抱き締め

「姫凪…
話せよ…約束したろ?
後でチャント聞くって…
俺を嘘つきにしぇの?」 

頭をユックリユックリ撫でる
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