白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第27章 太陽に止まる蝶
『ちょ!変態!』
「ありゃ?そんな事言う?
その変態さんに
今から超気持ちよくされちゃうんだぞー?」
思わず胸を隠す様に
動かした事で
しがみつけなくなった身体は
ベットにフワリと置かれ
木兎の重みがベットに伝わる
頬に触れる指に肩を竦めると
小さく笑った木兎が
隣に寝転びオデコをピタリとくっつけて
「なぁ?
ちよっと聞いて欲しい事があんだけど」
低い声で耳を嬲る
『なに?』
見つめた目は真剣で
吸い込まれそうな程澄んでいる