白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第25章 蝶を抱く華
ホントに。
無意識なんだろうけど
「脳内保存完了ですが、なにか?」
『エロ葦ー!ダメだってば!
恥ずかしくて次から
顔見れない!』
「あ、それイイじゃん
エロ葦と会わないで済むよ姫凪
おれはその方が安心だし」
「消去しますよ」
「よかったね、姫凪」
愛されオーラが半端無い。
厄介だな。
いくらシガラミから翔び立っても
自由に翔び回れる様になっても
オマエの鱗粉に触れた奴は
何度でもオマエを好きになりそうで。
柄にもなく焦る