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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第22章 翔び立つ蝶に隠す涙
身体を擦り寄せて
知らない匂いを上書きする
『研磨?』
「姫凪…入って
ここは寒いよ」
姫凪の手を引いて
部屋に閉じ込める
戻って来た
おれの部屋に姫凪が
嬉しい。
嬉しいのに
やっぱり心はまだ
ザワザワしてる。
この匂いのせいかな?
それとも…
「姫凪、木兎さん達
ダイジョブ?」
『ん?うん。大丈夫だよ
木兎達とは、また今度に
して貰ったから
あぁ見えて木兎も赤葦くんも
聞き分け良いよ?』
これ、かな。
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