• テキストサイズ

白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第20章 凍える華


「黒尾…何言って……」

「お前が姫凪をどれだけ
優しく抱いても
アイツは笑わねぇ。
その倍俺が傷付けながら抱く。
そんだけ。
じゃあな。姫凪を泣かせたきゃ
抱けば良い。
それで、姫凪を好きは
通らねぇけどなァ?」

梟(オマエ)の爪が
捕まえて絞め殺す爪なら

「それで!黒尾くんは良いのかよ!」

「…当たり前だろー?
それで良いから言ってんですぅ!

じゃあな?
姫凪を泣かすなよ?木兎」

俺の爪は
一気に喉元を掻っ切る爪なんだよ。

/ 3826ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp