白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第20章 凍える華
今にも泣きたくなるココロとは
裏腹に頭がドンドン冷めて
冷徹になって行く。
「話があるって言ったの
聞こえませんでしたかァ?」
木兎を引き止め
「木兎…お前…姫凪が好き…?
本気で好きなのか?」
爪を研ぎ
「本気で惚れた
言っとくけど
いつもみたいな遊びじゃねぇからな」
「じゃあ、姫凪に手出すな
お前が姫凪を抱いたら
その倍、俺は姫凪を犯す
アイツが傷付く抱き方する
お前が姫凪に何もしなきゃ
俺も姫凪に何もしねぇ」
一気に刺す。