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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第18章 蝶よ止まれと華はその香で誘う


〈あ、まぁ…家です……〉

歯切れの悪い声

「んじゃ、今から行く!」

〈え?!イヤ…俺が行きますから
家に居て下さい…〉

慌てるとかまさか!

「赤葦誰か連れ込んでんのか?」

からかいがちに掛けた言葉に

〈まさか。くだらない〉

ひときわ冷たい声。

「ホント赤葦って
オンナの話乗ってこねぇのな!
ま、いーや!
鍵開けとくから入って来ーい」

〈分かりました〉

いつものトーンで通話が終わる
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