• テキストサイズ

薄桜鬼 あなたに逢いたい 

第2章 ここはどこですか?


大きな道を少し歩くと裏路地の辺りから先程の殺気が漂ってくる。

そっと覗けが少年が浅葱色の羽織を着た男に絡まれている。しかも何故か彼は刀を握りしめて今にも少年を切りそうだ 

萩はとっさに少年の前に出る

萩「やめなさい!!この子は武器を持って無いのよ!!」

しかし浅葱色の羽織を着た男は赤い目をして殺気を放ちながら萩に襲い掛かって来た

萩「わっ!!」

萩は少年を突き飛ばし攻撃をよける、刀は後ろにある建物を破壊する。男は少年では無く攻撃をよけた萩に興味を示し萩にもう一度攻撃を仕掛ける。

萩「一体何なのよ!!こっちは着物を着てて動きにくいのに!!」

そう言いながらも萩は華麗に攻撃をかわし相手の隙を伺う、何度目かの攻撃の際に男が砂に足を取られて体制を崩した

(いまだ!!)

思いっきり男の心臓めがけて掌底打ち込む。男は意識を失いその場に倒れた

萩「ふー、あっ大丈夫?」

乱れた着物を直しながら後ろで固まっている少年に、微笑みながら声をかける

少年「はい!!大丈夫です。危ない所をありが・・・」

そう言うと私の後ろを見てまた固まってしまった。

???「あーあ、残念だな・・・」

言葉の意味とは裏腹に、その声はおかしげに弾んでいた。

???「僕が始末しちゃうつもりだったのに。君見かけによらず強いんだね。」

振り向くとその人は刀を萩に向けながら楽しそうに微笑む

???「何をしている?総司」

沖田「あぁ、斎藤君それがさぁあいつらを見つけたらこの子達に襲い掛かってたんだよ」

斎藤「それで、斬ったのか?見た所血が流れて無いようだが・・・」

斎藤と呼ばれた男が総司と呼ばれた男に問いかける

(え!!総司って沖田総司?それに斎藤って本当にもしかしてここは薄桜鬼の世界なの?)

沖田「そうなんだよなぁーこの可愛い女の子がさぁ、あいつらを倒しちゃったんだよねぇ・・・それも素手で」

妙に無邪気なその人の言葉で、私は追い込まてれいる事に理解する

斎藤「・・・なるほど」

(あっ!もしかしてこの展開はやばいかも)


/ 87ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp