第3章 調査兵団
「…お前がまだいたいっていうなら
別にいてもいいが」
そう言って意地悪そうに笑う
「べ、別にそんなことっ…」
「むこう向いて座れ」
そう急に言われ
「え?はい…」と大人しく従った
リヴァイの足の間にちょこんと座る
(ど、どうしてこんなことに…?)
心臓の音がうるさい
ふいにの首に冷たい物がピタッとあたる
「きゃっ……
え?…リヴァイさん…?」
後ろを振り返り
少し後悔した
唇が触れてしまいそうな距離にいるリヴァイ
ドクン…と心臓が跳ねる
リヴァイがの首を指でなぞる
「…やっ…」
思わず声が出てしまったことに恥ずかしくなり下をむくと
の首にはペンダントが下がっていた
「…あ、これ…」