第9章 夢
うっすらと目を開け体を動かす
「!!目を覚ましたかい⁉」
アルミンが急いで駆け寄る
「…ん……………?」
まだボーッとしているのか
虚ろな目で体を起こした
「体は大丈夫かい⁉
どこか痛いところはないかい?」
「あ…アルミン…?
あれ…私は………なにを………」
「、大丈夫だ無理しないで!
詳しいことは後でゆっくり話すから」
そう言うとアルミンはリヴァイの方を見た
それを受け
リヴァイはゆっくりとの元へと近づく
「………、やっと起きたか」
がリヴァイを見た
「あ…ご、ごめんなさい
アルミン…!えと…この方は…?」
アルミンは驚いた顔でリヴァイを見る
リヴァイ自身も
の発言が理解できなかった
「…?僕の名前はわかる?」
「アルミン…」
「じゃあ…この人は?」
そう言ってリヴァイに目をやる
もアルミンにつられリヴァイを見るが…
「え…と、
あれ?すみません…どちら様でしょう…」
困った顔をする
「おい…お前…
俺を忘れたのか?
それとも冗談でやってるのか?
笑えないな」
冷たい視線をに送っていたのか
は怯えた表情で
アルミンに助けを求めた
「あ、アルミン…一体何が…
うっ……」
突然頭を抑え丸くなる
「あ!まだ寝てなきゃだめだ!
長い間眠ってたんだ…
落ち着くまで横になって」
そう言われ再びベッドに寝かされた
それをただリヴァイは
見つめていた
「アルミン
こいつが落ちついたらでいい
全部話してやれ」
それだけ言うとリヴァイは部屋を出ていく