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強く・・・強く

第3章 強×弱





『すばる??』


渋谷「んー?」


『ううん・・・』


すばるは、外見てた






しばらくして映画館のある駅に着いた





『すばる?』


渋谷「おん・・・」





電車を降りて、映画館に向かう




あたしは、立ち止った




『やっぱ、帰ろう』


渋谷「イヤやったらええよ。」


『だって・・・』


渋谷「何か飲もか」




近くのコーヒーショップに入った



渋谷「・・・俺、お前のことやっぱ好きやわ」


『ん????』


渋谷「むっちゃいきなり言うてもたわ」


『・・・・ん????』


渋谷「いや、もう忘れてくれてもええよ。お前、ヤスのこと好きなんやろ?」


『え?え?え?え?ちょっと待って!!別に章ちゃん好きとか・・・』


渋谷「ピアス買うてたやん」


『あー!!章ちゃん、いっぱい連れて行ってくれたり教えてくれたからお礼したかってん』


渋谷「へぇー。」


『うん・・・』


渋谷「おん。返事・・・聞きたいような・・・聞きたないような・・・」


『ふふ。なんなんそれ。』


渋谷「緊張するやん?」


『後でもいい?』


渋谷「え?後?」


『うん。』


渋谷「うわぁー焦らされんかー」


『じゃーもう映画行こう。良いとこ座りたいし』





店を出た





すばるは、あたしより先に歩く


それわかってた



人通りが少ない道を歩いてる時・・・




『すばるーーー』



振り向いた瞬間に、あたしは抱き付いた



『すばる。好きです・・・』


渋谷「え?え?え?」


『だから・・・』


渋谷「お前・・・それ反則やぞ」


『だって、最近全然ギュってしてくれへんねんもん』


渋谷「あほ。んなもん出来るか!!」


『前は、してくれてたやん!!なんか・・・びっくりしたけど・・・嬉しかったし・・・』


渋谷「どうしたらええ?」


『え?』


渋谷「映画行った方がええ?それとも、そこ入った方がええ?」


『もう!!やっぱイヤ』


渋谷「冗談やん!!映画行こう」





すばるは、さっと手を繋いでくれた


ちょっとニヤついてる顔



おもろかった(笑)


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