第2章 戦い…
夜になったから帰ることになった
渋谷「送るわ」
『え?』
渋谷「もう外暗いで?」
丸山「どうしたん!?熱でもある!?」
渋谷「あるかー。」
村上「すばるも男になったなー」
大倉「俺も送ってー笑」
渋谷「あほか。自分で帰れ」
『一人でいけるよ。うち遠いし・・・』
横山「送って貰いー。駅まででも。」
『うん・・・じゃ・・・』
しぶしぶ駅まで送って貰うことになった
みんなと別れ道を歩いてた
渋谷「すまんな。色々と。」
『なんで?』
渋谷「みんな勘違いしてるし、ちゃんと助けられんかったからな。」
『そんなことないよ。めっちゃ助かった。あたし、まだまだ弱いなって』
渋谷「強いで。お前。一人で行くとか前の俺には、出来ひんかったしな。」
『そんなことないよ・・・』
渋谷「向こうの方が人数多いのに、立ち向かって・・・」
『いっぱい傷ついたから・・・その痛み、相手には知って欲しくなかったから・・・』
あたしは、必死で涙を堪えた
渋谷「泣けよ。泣いたらええやん。人前で泣くってそれも強さやと思うで」
『泣いたら、全部崩れそうやから・・・弱さでは、泣かん・・・』
渋谷「そっか。」
話をしてたら駅に着いた
『ほんま、ありがとう・・・』
渋谷「おう。気をつけてな。」
あたしは、手を振って帰った