藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー
第14章 ♡Story61♡ 甘えたいお年頃
「まだ、足りない……」
「っ……太s_チュッ…っぁ…!///」
太輔は片手で百合の腕を固定し、首筋に吸い付いた。
百合は身体をビクつかせた。
「顔、すげぇ真っ赤だな……」
「っだって……!///」
「……今度は、どこがいい?」
パジャマのボタンに手をかける太輔。
「へっ!?///」
「触って欲しい?それとも、キスして欲しい?」
「っ……///」
「……どっちがいい?」
「っ……おまかせで、いい…よ……///
太輔が、好きなようにしていいから……」
「ふーん……じゃあ、もう寝るか。
そろそろ遅い時間になってきたしな……」
「……またお預けパターンじゃん!」
「どうせ一緒に寝るんだからいいだろ……」
「……まぁ、そうd._ヒョイッ…きゃっ!」
太輔は百合をお姫様抱っこした。
「明日は学校だろ、疲れはあんま残さないほうがいいからな……」
「っ……お気遣いどーも!///」
太輔は百合を抱き上げたまま寝室に入っていった。
そして一緒のベッドに入る二人。
ちなみに昨日と同じように太輔は百合を抱き寄せている。
「っ……///」
「また顔真っ赤だぞ。」
「っ太輔のせいじゃん!
っその…ドキドキ……ばっかさせるから……」
_ぎゅっ…
「っ……」
「今のも、ドキドキしてる?」
「っ……してる…///」
「心臓の音もすげぇ聴こえてくる……」
「っそりゃ……こんな密着してるし……」
「……俺も、今ドキドキしてる。聴こえるか?」
「うん……耳を当てると、すごく大きいね………」
「あぁ、お前だけじゃねぇんだよ。ドキドキしてんのは……」
「みたいだね……」_ぎゅっ
百合は太輔の背中に腕を回した。
「……電気、消すぞ。」
「うん、おやすみ太輔……」
「おやすみ、百合……」_チュッ
額にキスを落とすと、太輔は部屋の明りを消しそのまま二人で眠りに就いた。