• テキストサイズ

【100プリ】瞳に映して

第4章 プレゼント


アヤセは編まれた
みつ編みを持って見つめる。

「あ、ありがとう…」

「違ぇよ。俺へのプレゼント。」

「え?」

「お前が。」

「えっ!」

アヤセの顔が一気に赤くなった。

(そ、そういうこと…)

するとシドは両手を広げる。

「早くプレゼント欲しいんだけど?」

「え、あ…うん…」

恥ずかしげにアヤセは返事をして、
シドに近づくと向かい合うようにして
シドの膝の上に座った。

シドはそっとアヤセを抱き締め、
その胸に顔を埋めた

「最高…」

アヤセもそんなシドが
いとおしくて埋められた
シドの頭を抱き締めた。

「本当に何にもいらねぇ。
…必要なもの以外。」

“必要なもの”の意味に胸が高鳴る。

「シド…
いつか…必要じゃなくなっても、
そばに置いてよね。」

シドは鼻でフッと笑う。

「そんな日来ねぇよ。」

甘いやりとりに心が溶けてしまいそう…

アヤセはシドの頭に頬を擦り寄せた。


「なぁ…」

シドは顔をあげた。

「俺あんな1回ヌいただけじゃ
足りねぇんだけど…」

「あ、うん…」

アヤセは少し顔を赤らめる。

その瞬間シドはアヤセを
抱き抱えながらイスから立ち上がる。

「きゃっ!」

思わずシドに抱きつく。

そのままベッドへと降ろされた


/ 75ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp