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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第7章 新たな幕開け


【及川徹】

え!?及川さん!?!
まさか、テレパシー!?
なんて考えてる場合じゃない!

慌てて出るけど

『は、はい…』

〈俺、だけど…
いま大丈夫?〉

『はい、大丈夫です
家に着いた所で…』

上手く声が出せない
緊張ハンパないー!

電話でこんなんじゃ

〈えっと、一人?〉

『はい、そうです』

会ったら私、死んじゃうんじゃ…
って思ってる所に

〈そ、そうなんだ!
ご飯は?もう食べちゃった?〉

『いえ、まだ…です。
お茶しただけなので…』

〈じゃ、じゃあさ?
一緒にご飯食べない?
…今から…行って良い?〉

こんな展開アリですか!?

『え!?家に来るんですか!?』

いや、会いたかったけど…
会ったら死んじゃいそうだし
でも、会わないと
気持ちも伝えられないわけで…

〈いや、変な意味じゃなく…
えっと…そう!
お酒とかも残ってるし…〉

『あぁ…そうです、ね…
でも、材料が…
大したものが無くて…』
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