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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18
第7章 新たな幕開け
継ぎ接ぎだらけの会話は
『これ、タッパは返してください』
「はーい。明日持っていくよ」
『…じゃあ、また』
「…おやすみ、またね」
気不味さを払拭出来ないまま
サヨナラまで俺達を運んだ。
距離を保つ事が
キミの為だと思ってた
キミを傷付けない事が
俺なりの誠意の見せ方だと
疑わなかった。
それがキミに
勘違いされて
傷付ける事になるなんて
思ってなかったんだ
ホントだよ?
キミに好かれたかっただけなんだ。
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