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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第7章 新たな幕開け


「キミは胸と一緒で
ミニマムなんだから
捕まえてないと
迷子になるでしょー?
周りもカップルばっかで
俺らの事なんか
誰も見てないから
照れなくても大丈夫だよ」

クロとの距離とはまた違う
近くないのに
間合いを詰められてる様な
絶妙な距離感に
私の心臓は落ち着きを無くしていく

このドキドキを私は知ってる
昔、昔
クロから貰ったあの気持ち

恋人の距離感じゃない
どちらかと言えば
そう思わせない様に
保たれた距離に
もどかしさを感じてる

そんな事を知る由もなく

「さっき牛若に会った
…オンナと歩いてた…
クソ…ムカツク…」

「え!?まじ!?
どんな子!?
可愛かった!?!」

「おぅ。
エロい身体したオンナ。
牛若にも相手が居て
お前ですら
姫凪とイチャコラ歩いて来るのに
俺の予定は国見なんだよ」

「悪かったスね
相手が俺で」

男子達は何やら盛り上がってる
この人が及川さんの
言ってた後輩くんか…
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