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放課後の図書室

第11章 『デート』


僕と実音は暗闇の中。

お化け屋敷にいた。

「千陽せんぱぁい…」

隣には、目に涙を溜めた実音。

ついさっき、口裂け女に脅かされたのだ。

「大丈夫か?後5分はこの中だぞ」

「大丈夫なわけないじゃないですかぁ…」

実音がこんなにお化け屋敷が苦手とは…

「進むぞ。」

そう言って僕はお化け屋敷の中を進んだ。

その時実音の手を握ったのは、断じて下心ではない。






…多分。
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