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白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]

第12章 【LONGING】-願望-


「見過ぎ。」

呆れたように言って

膝の上に頭を乗せて眠る
姫凪を見ると
ポカリと空いた口から
ヨダレが垂れそうになってる

「兄ちゃん。タオル投げて
ヨダレで濡れる。
お漏らしみたいになったら困る」

「おー。」

不機嫌なアニキから飛んできた
タオルで口元を抑えると

『ん…んぁ…ン…』

ジュルッてヨダレを吸い上げる音と
なんか変な声

ソワソワしてると

「蛍〜煩悩退散〜」

目敏いアニキがまた ひと睨み
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