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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]
第5章 涙の温度
暗くなった道を歩いていると
色んな事を思い出す
姫凪をいつも家まで送っていた事
姫凪を連れて家に帰って寝た事
その記憶の中のどの姫凪も
僕の手を握って
僕に笑いかけてくれた事
僕の隣にはいつも いつも
笑顔の姫凪が居た事
早く会いたくて
今度こそ気持ちを伝えたくて
否応無しに早足になる
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