第5章 涙の温度
「あーぁー妹失格でーす」
ゴシゴシと身体を洗いながら笑うと
『やーだー!蛍くんとのラブラブ
手伝ってー!』
なんて言って足でバタバタと
下に溜まった水を弾く
「分かってるって(笑)
とりあえずサッサと洗って
湯船行こうぜー?なんか身体冷えてる」
『はーい!』
あー………いい湯………じゃない!
「お湯温くね?」
姫凪を足の間に置いて後ろから
尋ねてみる
『姫凪アツいお湯浸かると
逆上せるもん』
それにしても微温い。
コレ絶対追い焚きだろ。
少しなら大丈夫のはず
コソッと追い焚きのボタンを押す