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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]
第5章 涙の温度
『はー…ぃ!?』
素早く唇を重ねてスグ離す
「美味かった♡ごちそうさま♡」
『ーーー!?』
そうそう、その顔
びっくりして真っ赤になって目が潤んで
何か言いたげに見上げる顔
最高に可愛い
『(明光くん!)』
「今から実家行くけど伝言は?」
『…今日会ったから大丈夫…あ!
蛍くんに渡したケーキ…!
多分まだあると思うから食べて?』
蛍に…とは言ってないんだけどなー
ほんとバカな女ー
妬かすなよ。辛いじゃん。
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