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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第5章 涙の温度


それはそれで危ないけどね! 
でも…まぁ……もう。

「そう。よかったね、助かって」

僕には関係…ない……

『あ…うん…。
じゃあ…今日はお疲れ様。』

姫凪が僕から少しずつ
離れていく

「えー?姫凪一人で
帰んのー?なんで?」

『チョット用事!皆さん
お疲れ様でした!またバイト先
遊びに来てください!
サービスしますんで!』

見送った小さな背中
腕に残った温もりが
ヤケに胸を締め付ける 

ズキズキ痛い
息を吸うたびに
ヒビが入っていくみたいだ
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